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コンタクトについて

インターネットの普及で眼科を受診しなくても手軽に手に入るようになりましたが、コンタクトレンズは医療用具です。眼科医の指導を受け、正しく使用しないと恐ろしい病気を招くことがあります。

コンタクトレンズの種類

・ソフトコンタクトレンズ
<特徴>
直径12mm前後と大きく、ハードほどの違和感はありません。
材質も含水率が大きく軟らかいので装着感も優れていますが、そのため装着していることを忘れて眠ってしまい、酸素不足により障害を起こすこともあります。

・ハードコンタクトレンズ
<特徴>
角膜の10~11mmよりも小さく7mm前後です。
瞬きなどで動きやすく、ソフトより異和感がありはずれやすいという欠点もあります。
ハードは角膜を全て覆うことが出来ないので、ソフトに比べて酸素不足による障害は起こりづらいといえます。

角膜は上皮と内皮で構成され、どちらの細胞も酸素不足に陥ると障害を起こしやすくなります。上皮細胞が酸素不足になると角膜が傷つきます。また、酸素が不足して内皮細胞が減ってしまうと、後で様々な障害を引き起こします。例えば、加齢とともに起こる白内障は手術すれば治すことができますが、内皮細胞の数が少ない為に手術できないということがあります。

正しい装着法・手入れ

最近はインターネット上のホームページや量販店などで気軽にコンタクトレンズを購入できる時代になりました。そのためコンタクトレンズの適切な指導を受けずに装着して、問題を生じているケースが少なくありません。
本来コンタクトを必要としない人がファッションでカラーコンタクトを装着することが増えていますが、安易に使用することで角膜を傷つけてしまうという例も少なくありません。
コンタクトは「医療用具」であることをしっかりと認識して下さい。

・眼科医の指導をしっかりと受けること
・毎日の正しい管理
・定期検査を怠らない(眼に異常がなくても3ヶ月ごとに)
・装着時間は12時間以内

コンタクトレンズにより起こる病気

コンタクトレンズの長時間装着や不適切な取り扱いにより角膜障害や結膜障害などの眼障害を起こす場合があります。

角膜障害
「点状表層角膜炎」 レンズと角膜の摩擦などが原因です。比較的症状は軽い方です。
「角膜びらん」 酸素不足で上皮が剥離し角膜潰瘍へ進むので注意が必要です。
「角膜新生血管」 慢性的な酸素不足によって起こります。
「角膜潰瘍」 長時間の装着や睡眠時の装着などで角膜表面の細胞が奥深いところまで欠損します。
「角膜内皮障害」 自覚症状がないまま進行し、失明にまで進む可能性があります。

結膜障害
「巨大乳頭結膜炎」 レンズによる刺激やレンズの汚れが原因で、上まぶたにアレルギー症状が出ます。レンズがくもる、眼に異物感がある、眼が充血するなどの自覚症状があります。

眼障害の中には角膜を移植しなければ治すことのできないケースもあります。障害を起こさないように気をつけることが何より大切です。コンタクトによる眼障害の最大の原因は長時間の使用による酸素不足です。酸素不足の面から見ると、ソフトよりハードの方が軽いと言えますが、それでも使用できる時間は13時間が限度でしょう。ハードもソフトも12時間以内を守ることが好ましいです。

気になるコンタクトレンズQ&A


Q.コンタクトレンズは何歳から使えますか?
A.中学生以上であれば問題ありません。小学生のうちはまだ避けた方が良いでしょう。スキーやサッカーの選手で2、3日使用する小学生がいますが、これは特殊なケースと考えて下さい。

Q.どの程度スポーツはできるのですか?
A.ハードレンズは衝突時に割れる恐れがあり、激しい運動ではずれることがあります。そのため、スポーツを行うならソフトレンズの方が良いでしょう。水泳では流れてしまいますので、コンタクトレンズは使用できません。

Q.ソフトでも違和感がある場合はコンタクトレンズは使えないのでしょうか?
A.ハードレンズは違和感があって装着できない人でも、ソフトレンズなら大丈夫という人が多いようです。ソフトでも慣れない人はコンタクトレンズを使用するのは難しいと言えます。
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